「やってられない!」と思ったら読む、介護職のやりがい回復4ステップ

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「もう、やってられない…」 そんな気持ちになったこと、ありませんか?
介護職として、日々がんばっている・・・・でも報われない。

  • なんで私ばかり仕事の負担が多いのか
  • 頑張っているのにやりがいを見失っている
  • 給料も上がらない、やる気が出ない

誰かのために働いているのに、自分の心がすり減っていく。
そんな日々が続くと、やりがいさえ見失ってしまいますよね。

そんなときは、自分の気持ちを振り返ってみましょう。
それからできる行動をしていきます。

このページでは、介護職としての働き方を見直すための、
次の4つのステップをお届けします。

①振り返る:やってられない理由は何?
②問いかける:介護職を続けたい理由は何?
③相談する:やってられない状況を上司へ相談する
④環境を変える:どうしてもやってられないなら部署異動・転職

わたしは介護職として約20年、働いてきました。
やってられないと思ったことはもちろん、いっぱいあります。

愚痴ばかり言って、周りに迷惑をかけたことも何度もありました。

じゃあ何で、今日まで介護の仕事を続けてきたのか?
そこには、やりがいを見出す方法を模索したからです。

これまでの経験から得た、やりがいを取り戻す方法をお伝えします。

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①振り返る:やってられない理由は何?

一度、自分の仕事を振り返って下さい。
まずは自分の気持ちを整理していきましょう
日々の忙しさや評価されない不満で、いっぱいいっぱいになっていませんか?

そんな方は、自分を振り返る時間を持ちます。

紙1枚でいいです。
そこに自分の気持ちをはっきりとした文字として、書き出します。

  1. 人間関係
  2. 給料や待遇
  3. 仕事量と精神的な負担

これらを改めて見つめなおすことです。
仕事が大変な状況は変わらないかもしれません。
でも、まずは具体的に「何が(誰が)」「そう」させているのか。
紙に書き出して、振り返ってみましょう。

介護の仕事では、次のような理由があります。

1.人間関係

人間の悩みすべては人間関係からくる。
そう言われているくらい、やってられない理由に人間関係が絡みます。

・挨拶をしても、返事がない人がいる
・お局的な職員がいて、働きにくい
・職員間で派閥がある

介護職ではしばしばみられる人間関係の問題です。

以前に挨拶をしない職員へ、指摘したところ、

私は友達を作りにきたわけではありません!

そう返されたことがあります。

友達を作れとは言ってません。
同じ職場で働く人に、最低限のコミュニケーションは取ってください。
そう言っているのですが、残念ながら理解されませんでした。

このように介護職では、些細なところに人間関係のストレスがよくあります。

具体的に「誰」の「どんな言動」が不快なのか、
振り返ってみましょう。

2.評価されない給料や待遇

介護の仕事は給料が安い。
日々の仕事を頑張っていても、資格を持ってないと待遇が悪い。

そんな状況を経験したことはありませんか?

他職種を比較すると、明らかです。

仕事をする上で、給料の多寡は仕事の評価ともいえます。
そう考えると、日々、頑張っているのに給料が上がらない。

つまり評価されていない。
職場から認められないなら、やってられない。

そうなってしまいます。

待遇にもまだまだ問題があります。

・休憩時間がまともにとれない
・残業が多い
・資格を取る支援がない


人員不足の職場では、休憩時間も取れない。
介護職員の負担が、大きくなっていることがあります。

給料は上がらず、待遇が悪く仕事は増えていく。
やってられない、何で頑張っているのか。

給料や待遇で評価されない。
何か、見失って仕事をしている気がしてしまいます。

3.精神的な負担

介護職には、目に見えない心の負担を抱えている方がたくさんいます。
それは、メンタルをすり減らす要因がいくつも重なっているからです。

・夜勤やシフト制による体力的な限界
・利用者や職員との人間関係
・人員不足による仕事量の増加
・頑張っても、報われないと感じる給与面の悩み

こうした悩みが少しずつ、でも確実に心に積もっていきます。

また、まじめな人ほど心が疲れてしまいます。
仕事に対して、人に対してきちんと向き合っているからです。

「もう、やってられない。」
そう思っているあなたは、ずっと誰かのために頑張ってきた人です。

心の負担が多く、複雑に絡み合っている。
そして、まじめな人ほど真摯に向き合ってしまう。

その結果、精神的な負担が重くのしかかってしまうのです。

次は、それでも続けたい理由を問いかけてみましょう。

②問いかける:介護職を続けたい理由は何?

ここからは続けたい理由を問いかけましょう。
やってられないと思うけど続けられたのは、何か理由があります。

自分の気持ちへの気づきの時間を取りましょう。

私のやりがいと感じるところは次の3つです。

・利用者から心のこもった、感謝の言葉がもらえる
・利用者の人生に寄り添うことで学びがある。
・経験や資格取得を通して自己成長を実感できる。

詳しくは次の記事を参照にしてみてください。

自分がどんな所にやりがいを感じるか?
自分に取ってのやりがいはなにか?

参考にして、ぜひ考えてみて下さい。

そして職場環境を変えるためには、まずは上司へ相談です。

③相談する:やってられない状況を上司へ相談する

少しでも周囲の状況を変えていきたいのであれば、上司に相談します。
上司へ相談したとて、なかなか解決できない問題もあります。

それでも、相談するという行動に移さなければ100%何も変わりません。
自分や周囲を変えていくために、行動していきましょう。

「結果は選択できなくても、行動は選択できる。」です。
その行動として、上司への相談です。

相談するときに、大切なポイントをお伝えします。

「どうしてほしい」かまで具体的に相談する

何となく、「負担が大きいです」や「つらいです」とだけ伝えたとします。
伝えられた上司も助けたいけど、どう助けてほしいのかわからないことがあります。

相談するときは、どうしてほしいのかを具体的に伝えましょう。

・給料を上げてほしい
・仕事の負担を減らしてほしい
・特定に職員にストレスを感じて、配置を変えてほしい

など、まずは上司に取ってほしい行動をはっきり伝える。
それが相談するポイントです。

大変であるとだけ伝えても、ただの愚痴と受け取られるかもしれません。
中には上司へ不満をぶちまけることでストレス解消をする職員がいます。

それでは「一時的な発散」にしかならないです。
根本的な問題は解決しません。

言われた上司からは、あまり良い印象は残らないでしょう。
上司への相談は「状況を改善する」こと。
「どうしてほしいのか」という話の結論をしっかり伝えることが大切です。

上司の行動をしっかりと見ておく

相談をする際には、上司の反応をしっかり見ておきましょう。
反応によっては、今後の行動が変わってきます。

・相談を持ちかけたとき
・相談をしているとき
・相談をした後の行動

3つのタイミングに分けて、上司の反応をみましょう。
具体的に述べていきます。

相談の時間を持ちかけたとき

相談の時間を取ってほしいと、話をしたときの反応をみましょう。
ここでは、上司がどこまで理解しようとしているかを測ります。

・「いつ」時間が取れるかを具体的に明示してくれるか
・時間をきめても「忙しい」を言い訳にして、延期されるか

例えばちょっと待ってと言われ、そのまま話が流れることがあります。
そのような場合、上司は深刻さを理解していないかもしれません。

相談を持ちかけている段階で、あなたは本当につらいと思っているはずです。
その気持ちを、汲んだり慮ることができない上司と評価できます。

転職や、さらに上の人に相談して部署異動の話をする。
そこまで検討しても良いです。 

相談をしているとき

相談しているときは、上司が傾聴できているかをみましょう。
次の3つに分けてみると、わかりやすいです。

・きちんと目をみて聴いているか
・相槌は適当になっていないか
・否定したり、口を挟まずに最後まで聴いてれるか

特に、否定したり、すぐに口を挟む。
果てにはお説教を始めたりする。
そのような上司には、相談をしても残念ながら解決しないと言えます。

上司からすると、大したことではないと感じる時もあります。
しかし相手の気持ちに寄り添ったり、話を集中して聞くことってとても大事です。

職員にもしっかり寄り添って話を聴ける。
そのような上司であれば、少しでも気持ちが楽になったりもします。

しっかりと職員の悩みを聴いてくれない上司であれば、
働く場所を考え直すときかもしれません。

相談をした後

上司に取ってほしい行動をはっきり伝えたら、
その後は、きちんと行動してくれているのかをみます。
結果よりも、行動をしてくれたのか、つまりプロセスが大切です。

介護の現場の問題は根深いものが多いです。
大抵は、どんな上司でも簡単に解決できるものではありません。

・相談した後の、結果やプロセスをきちんと伝えてくれるか(うやむやにされてないか)
・要求が通らなかったとしても、説明はきちんとあるのか

上司が自分の相談に対して、きちんと向き合ってくれているのか。
行動に現れるので、しっかりとみておきましょう。

相談した後に、何も行動が無かったり、説明や報告が無いとします。
そんな時は、上司に見切りをつけて次に進むことをお勧めします。

さらに上に相談するか、さらに上の上司がいないのであれば即刻、その職場を去っても良いです。

相談したことにきちんと向き合ってくれるか、上司の行動はしっかり見ておきましょう

組織として相談した後の進捗をみる

「状況を改善する」ための相談ですから、その後、相談がどのようになったか気になりますよね。
実は組織が大きうほど、対応が遅くなったりできないことが増えてきます。

・要求が受け入れられるのか、受け入れられないのか
・はっきりとした結論がいつまでにでるのか
・受け入れられなかった場合は、きちんとした説明があるのか

相談した後は、どうなったのかしっかり確認しましょう。

相談が受け入れられないことは、おおいにあり得ます。
会社や法人としての方針ですから仕方のないことです。

そんなときは環境を変えることで解決するのか、
現状を受け容れて、自分自身の考え方を変えて働くかです。

もし環境を変えるなら異動か転職です。

④環境を変える:どうしてもやってられないなら部署異動・転職

今後も今の状態が続き、受け入れられないなら環境を変えましょう。
十分に頑張りました。
手段は異動か、転職です。

・給料面での悩みであれば、夜勤のある所
・人間関係での悩みであれば、転職や全く違った部署異動
・夜勤がつらいのであれば、デイサービス勤務

のように自分に合った場所へ、旅立つのもよい選択です。

特に給料面や人間関係はとても根が深い問題です。
一人の人間が、簡単に解決できる物ではなく時間もかかります。

・現状が耐えがたいものである。
・少しずつ変わっていくのを待つのすらつらい

それくらい頑張ったなら異動か転職を考えてみましょう。

環境を変えるポイントは、準備とポジティブ思考です。

次に向けての準備をする

転職するときには、しっかりと準備をしてから行動しましょう。
今はつらいかもしれません。
でも、感情に任せた退職はおすすめできないです。

冷静にしたたかに行動する、がおススメです。

どんな経験があり、何の資格があるかをはっきりさせましょう。
介護の仕事の中で何を経験してきたかによって何ができるかを表せます。

私は介護職で、採用担当者の近くで仕事をした時期がありました。
人材派遣会社からの紹介の対応を聞いていると、次の特徴があります。

・過去に何の経験があるのか
・今、何の資格を持っているのか
・過去の職場で何年、務めていたのか

経験や実績・資格、そして長く務められるのかがポイントです。

今の職場で、経験や資格があればしっかり洗い出して、自分をブランディングする。
なければ、もう少し資格を取ったり経験を積んで行動する。

このように十分に準備をして行動しましょう。

詳しくは次の記事をぜひ、参考にしてください。

環境を変えるには、ポジティブ思考で

人間関係がつらくて転職しました
前の部署は仕事が大変だから異動しました

絶対に、口にしないでください。
環境を変えるにはポジティブ思考で行動しましょう。

やりがいを取り戻すことが目的です。

・自分の成長のためのステップアップと捉える
・自分を変えるきっかけにする
・新たな経験を積んでスキルアップにつなげる

このようにポジティブに捉えて、自分で前を向いて進みます。
前の職場や部署が悪いと思ってしまったら成長できなくなります。

せっかく環境を変えるのに、あまりにも勿体ないです。
環境の変化を大いに利用して、自分にとってプラスにしましょう。

そのためにはポジティブ思考で行動です。

介護職のやりがい回復4ステップ:まとめ

介護職のやりがいを取り戻すための、行動を4つのステップに分けて紹介しました。
やはり、前向きにとらえることが何よりも大切です。
あなたが少しでもやりがいを見出して、前向きになれれば幸いです。

そのためにできる行動4ステップです。

①振り返る:やってられない理由は何?
②問いかける:介護職を続けたい理由は何?
③相談する:やってられない状況を上司へ相談する
④環境を変える:どうしてもやってられないなら部署異動・転職

日々、忙しさやつらさに押しつぶされ、投げ出したくなる時もあります。
時に愚痴や不満を言って、少しでも楽になりたくなるかもしれません。

でも変わらない現実が目の前にはあります。
それをどう捉えるのか、そして自分が行動して変えていくのか。
これから先を変える分岐点は、今かもしれません。

あなたの仕事が少しずつ好転して、
やりがいを感じられる日が来ることを、心から願っています。

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