【ブラックな介護職の見分け方】面接からわかる特徴を3つ教えます

お疲れ様です。
今回は、ブラックな介護施設の特徴と見分け方について、紹介していきます。
今回は面接編です。

・これから転職を考えているけど、失敗したくない
・転職を検討している施設が、ブラック施設か知りたい
・転職活動で、ブラック施設の見分け方を知りたい

そんな方に、面接時に見るポイントをお伝えします。

まず面接でのブラック介護施設の特徴は、以下の3つです。

・事前のアポどりが、相手都合で進む
・面接時、面接官や面接の内容がおかしい
・面接後の態度がおかしい

何よりも特徴は、ブラック施設の都合で物事が進むことです。

私も転職を3回して、ブラック施設での勤務も、6年経験しています。
その中で、転職に失敗して、再びブラック施設に入ってしまったことがありました。

そのような経験から、面接を通してブラック施設に転職しない方法をお伝えします。

ここでいう、ブラック施設とは

・待遇が悪い(労働環境)
・職員の質が悪く、職場の雰囲気が最悪(人間関係)
・やりがいがなく、長時間勤務や時間外労働(仕事内容)

このような施設です。

面接の段階でも、ブラック施設とわからないとそこで働くことになってしまいます。
そして、ブラック施設で働くと

・やりたくない仕事を、やらされて精神的に追い詰められる
・仕事に行くことがつらくなる
・辞めたいけど、引き伸ばしにあって辞められない

このようになり、精神をすり減らしてしまいます。

一番つらいのは、辞めるのがとてつもなく大変なことです。

転職する前に予め、どの施設がブラックか知る方法があるといいですよね。
ブラック施設を避けることができるだけで

・仕事にやりがいを見出すことができる
・介護の仕事を、続けることができる
・職場が合わなかったとしても、転職がしやすくなる

今回は、転職や就職活動の段階で避けるための「面接編」です。

求人については、以下の記事でお伝えしています。

ブラック施設は、人がいません。
そのため、面接を行っても猛スピードで採用になります。
100パーセントで、採用になります。

そこを前提として、確認していきましょう。

面接前のアポどりが、すべて自己都合

ブラック施設は、面接を行う際のアポどりが自己都合で進みます。

なぜなら、人手不足で担当者もいっぱいいっぱいだからです。
あるいは、担当者もブラック施設に染まってます。

そのため、次のような状況になっています。

・とにかく誰でもいいから、早く採用したい
・担当者の仕事のモチベーションが低い

そしてそれは、スケジュール調整の段階でも、行動に現れてきます。

・日程を決め方が一方的
・連絡の取り方がいい加減

このように感じたのであれば、アウトとみましょう。

日程の決め方が一方的

面接の日程を、一方的にしてきたらブラック施設です。

そして面接日程を決める時に、百パーセントブラック施設がとる行動があります。
それは、「面接日を明日にします。」です。

これがあったら百パーセント、ブラック施設とみて間違いないです。
ウソのような話ですが、私がいたブラック施設では当然のようにありました。

その裏にはマンパワー不足なので、とにかく人員を誰でもいいから増やそうとしたいのです。
そのため、とにかく面接を一日でも早く行って、話を採用に持っていきます。

ここまで極端ではなくても、

・面接日をできるだけ早くする
・こちらの都合を無視して、面接日を決めようとしてくる

このような対応のところは、さっさとお断りしましょう。
面接に行くだけでも、断りにくい状況を作ってきます。

連絡がいい加減

連絡の取り方が、いい加減な所はブラック施設とみなしましょう。
担当者にどんな事情があってもです。

これから働くかもしれない人を、大事にできないのであれば一緒に働いても同じです。

・こちらのことを軽く見ている
・そもそも一つ一つの仕事への態度がいい加減
・激務でそれどころじゃない

担当者がこのような時点で、辞めておきましょう。
人事の担当者が、人事の仕事を全うできていない時点で察しがつきます。

私が転職の際にも、以下のような施設がありました。

・担当者がまくしたてるような対応で、話がかみ合わない
・労働条件などの問い合わせに対しての返答が、「折り返し連絡します」の繰り返し

スケジュール調整などの段階で、電話連絡がいい加減な所はやめておきましょう。

面接時、面接官や面接の内容がおかしい

面接の際に、面接官が変だったり面接の内容がおかしなところは要注意です。
まずはそもそもの就職面接の目的です。

・自社の適性をみる
・意欲をみる
・コミュニケーション能力をみる

ざっくりと、面接する側の目的はこの3つになります。

それを前提として、考えると
ブラック施設の面接は次の特徴があります。

・面接として成り立っていない
・労働条件の説明がない、あるいは求人と違っている
・面接官が変な人で、コミュニケーションができない

いずれ、一つでも当てはまったら働くことを考え直しましょう。

面接官が変な人

面接する人が変な人である。
この時点で、辞めておきましょう。

人事を決めるところに、人材を充てられていないからです。

面接官が変とは

・ため口で話をする
・態度が高圧的
・一方的に話をして、こちらの話を聞いていない

面接として、成り立たない態度の時点でブラック施設です。

面接は組織の人事を決める重要な時間です。
そこに明らかに、変な人がいる時点で人材不足です。

変な人が人事を決めれば、当然、変な人が入ってきます。
私が勤めていた、個人病院では採用の決定権はすべて院長が決めてました。

・終始、ため口で上からものを言っていた
・面接の9割は自慢話で、同意だけを求めてきた
・こちらのことは、いっさい質問がなく面接終了

恐ろしかったのは、だれかれ構わず採用になることです。
履歴書なんか一切みずに、採用をしたことでトラブルが後から勃発します。

・仕事がないから来るので、意欲がない
・過去の職場で、トラブルがあって辞めた人が同じトラブルを起こす
・性格的に、介護に向いていない人がいる

今、振り返ってもとんでもない職場でした。

面接官が変な人、その時点でブラック施設です。
人事の決定をその人がする時点で、変な人がいる職場と考えましょう。

面接として、成り立っていない

面接内容のほとんどが、雑談で終わっている。
その結果、採用となったらブラック施設です。

本来、面接では来た人をみる場所です。
そこできちんと面接を行っていないのは、誰でもいいから採用している。
そんな理由からです。

・面接がただの雑談で終わっている
・終始、面接者の自慢話などで質問がほとんどない。
・その場で採用が決まる

このような面接であったなら、やめておきましょう。

面接に来ているあなたのことは、どうでもいいのです。
そして、働く人も誰でもいいのです。

誰でもいいから採用は、それだけ人がいないからといえます。
人がいないのは、そこがブラック施設だからです。

労働条件などの説明がおかしい

面接の際に、労働条件などを提示されます。
あるいは、こちらから質問しましょう。

・はぐらかされて、説明がない
・求人と明らかに条件が違う
・そもそも、条件がおかしい

労働条件がおかしいのは問題外です、
労働条件の説明がなかったら、辞めておきましょう。。

そこには、後ろめたい何かがあります。

私が勤めてきたブラック施設は、給与や昇給の話は一切なかったです。
これからどう働いてほしいのかなどの、施設の都合の話が9割でした。

少なくとも、労働条件についてはこちらから質問しましょう。
その反応をみて、判断します。

面接後の態度がおかしい

面接後の連絡にて、徐々にブラック施設の本性がでてきます。
ブラック施設はまず、誰でもいいので採用が確実です。

そして、そこであるのが

・結論を急かす
・求人と条件が違う

つまり、ブラック施設の都合のいいように使おうとしてきます。
そのため、最初の契約が肝心なのです。

結論を急かす

早く雇用契約するように、結論を急かしてくる。
ブラック施設の特徴です。

人がいないブラック施設は、とにかく早くこき使おうとします。
そのため、今からでも働かせたいのです。
そこで、早く契約するように結論を急かしてきます。

・今、この場で決めないと採用しない。
・よそで面接するなら採用しない
・早く決めてもらわないと困る

このような感じです。

極端な話、面接の段階で結論を出させようとするところもあります。

私が見た中で恐ろしかったのは、面接の段階で雇用契約までしていたことです。
そしてその日の夕方には、見学という名目で働かせてました。

まずは、これから働く場所ですから、じっくり決めましょう。
結論を急ぐ理由は、こちらには一切ありません。

自分で働く場所は、自分で考えて決めましょう。
そのように考えさせないように、結論を急かすのがブラック施設です。

求人と条件が違う

いざ、採用になりました、となったら労働条件が提示されます。
提示されない所は論外として、提示された条件が求人と違っていればブラック施設です。

・給料の額が、違っている
・担当する仕事内容が違う

ブラック施設は求人の段階で、人を釣っておきます。
そして都合の悪いことは、ギリギリの断りにくい状況で提示するのです。

私は転職経験がなかった時に、ブラック施設と契約してしまった時のことです。
その時には給料や、昇給などの説明が一切なく話が進みました。
そして、希望していた仕事と畑違いの部署に配属になったのです。
給料の額も、提示された金額より低くなってました。

入職後に求人との違いがあり、先輩に相談したら

先輩
先輩

じゃあ、ダマされたんだね。

この一言で、終わりました。

今、考えたら恐ろしいことをしていますね。
こんなケースはまれですが、労働条件が違っていたら契約は断りましょう。

まとめ

今回は、ブラック施設を見分ける方法の面接編でした。

面接を通して、ブラック施設を見分ける方法は次の3つです。

・事前のアポどりが、相手都合で進む
・面接時、面接官や面接の内容がおかしい
・面接後の態度がおかしい

何よりも特徴は、ブラック施設の都合で物事が進むことです。

ブラック施設は人がいないです。
そのため、一日でも早く人を増やしたい事情があります。
でも、人件費にはお金をかけません。

その結果、働く人のことを一切、考えない行動になります。

少しでも、おかしいと思ったら逃げましょう。

ブラック施設は一度、働いてしまうと辞めるのが大変です。

良い職場にめぐり逢うことを祈ってます。

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